Appleが自社製のディスプレイの製造・販売を終了して以来、Apple Online StoreではLG UltraFine Display（4K、5Kモデル）が販売されてきました。しかし先月、4Kモデルの販売が終了し、ついにアメリカのオンラインストアでは5Kモデルも「売り切れ」となりました。この動きは6月のWWDCでApple製のディスプレイが発表される前兆なのかもしれません。
日本ではまだ販売中
アメリカのOnline Storeでは先月のLG UltraFine Display 4Kモデルの販売終了に続き、5Kモデルも売り切れとなっています。現時点（5月9日正午）では日本のOnline Storeではまだ購入可能な状態でが、4Kモデルの時もそうだったように、アメリカから少し遅れて日本でもこのディスプレイの販売が終了すると考えられます。
Apple製6Kディスプレイの想像図
ちなみにこのディスプレイはアメリカでは他の小売業者も販売しており、そちらではまだ現行モデルの販売が続いています。Apple Online Storeでの販売終了の原因がLG側の理由ではないことがわかります。ここからは推測ですが、Apple製の6Kディスプレイの発表が近くに迫っていることが今回の販売終了の背景にありそうです。
6KディスプレイとMac Pro
Appleが自社製のディスプレイを開発しているという情報は昨年からありました。またMac Proをリニューアルする計画だという情報も最近増えています。そしてこれらが6月のWWDCで発表されるという噂が最近になって多くなっています。確かに多くのクリエイターや開発者の集まるWWDCはプロ用機材の発表の場としてふさわしい場所でもあります。現行のMac Proも6月のWWDCで発表され、12月に発売となりました。今回もそのスケジュールで進んでいく可能性は十分に考えられます。
ただ6KディスプレイにしろMac Proにしろ、かなり高額な商品になるのは確実です。おそらく私には不要なほどの高性能を最大の特徴として、価格はディスプレイとMac Proのセットで100万円前後くらいになるのではないでしょうか。手の届かない商品になりそうです。