来月のWWDCで詳細が発表されるiOS 13はiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone SE、iPhone 5sにはインストールできないとの情報が出ています。(9to5Mac:英語)
iOS 12では生き延びたが…
昨年リリースされたiOS 12は古い機種でも安定して作動し、また動作が重くならない点を最大の特徴していました。このコンセプトのもとでiOS 11をインストールできる機種には全てiOS 12がインストールできるようにされていました。しかしiOS 13はそうはならないようです。
iOS 13も安定性の向上と動作の軽快さが特徴になるようですが、インストールできる機種はiOS 12ほど幅広くはならないようす。iOS 12では生き延びたiPhone 5sが対象から外れ、さらに1世代後のiPhone 6/6 Plus、iPhone SEもiOS 13をインストールできなくなります。
今でもiPhone SEは幅広い支持を集める機種で、国内MVNOは海外版のiPhone SEを格安機種として販売しているほどです。そのiPhone SEが最新のiOSのサポートから外れるのは影響が大きそうです。
iPad Air、iPad mini 2も
またiPadではiOS 12でサポートが延長された機種(iPad Air、iPad mini 2)にはiOS 13はインストールできないとされます。iPad mini 3/4、iPad Air 2はまだ生き残れそうなのですが、それぞれ今年の3月に新しいモデルが発表されているのでiOS 14でサポートから外れる可能性が高い気がします。
スマートフォンやタブレットの寿命を4年、5年と割り切ればサポートから外れるのも納得はできるのですが、まだ十分に使える機種に最新のOSがインストールできなくなるのは少し寂しいものがあります。