秋にも発表されるはずのApple Watch Series 5は本当に必要なのか?

ネットメディア9to5Macが興味深い記事を掲載しています。その記事は2019年の秋に発表されるであろうApple Watch Series 5の必要性に疑問を投げかける内容であり、多くのユーザーの漠然とした不安が具体的な記事として出てきた形です。

噂がない

Apple Watchは初代からSeries 2Series 3Series 4と着実に進化しています。Series 2ではFelicaに対応し日本でApple Payが使えるようになり、Series 3ではセルラー通信への対応、Series 4では大画面かと処理速度の飛躍的な向上を達成するなど、五年、十年かかって進む道をApple Watchは3年で駆け抜けたと言っても過言ではありません。

その勢いがApple Watch Series 5にも受け継がれると期待していたのですが、今年は未発表のApple Watchについての噂が全くありません。またwatchOS 6の最大の機能として説明されているのが「Appleのアプリを消去できるようになった」、「Apple Watch単独でアプリをインストールできる」、「騒音測定機能が付加される」程度のものであり、ユーザーの期待感もあまり高まってきていません。

この秋、次期iPhoneとともに次期Apple Watchも発表されるでしょう。しかしこのままだと次期Apple Watchの性能・機能が大きな衝撃を与える可能性は低そうです。

買い替えには必要

Apple Watchに新しい機能や画期的な性能の向上がなかったとしても、毎年着実に性能を向上させることもApple Watchという製品にとっては必要です。新しいApple Watchを発表ごとに買い換えてきたヘビーユーザーには不満かもしれませんが、新たにApple Watchを手にするユーザー、初代、Series 1,2,3から買い換えるユーザーにとってその時点で最高の体験を提供することには大きな意味があります。

ただSeries 4のユーザーがSeries 5購入へと向かうかは微妙なところでしょう。私も今までは初代、Series 2,3,4と購入してきたのですがおそらく今年は買い替えないだろうなと思っています。