ベータ版で不具合の修正と新機能の検証が進められているwatchOS 6には複数の新しい盤面が追加されていることが判明しています。アメリカのネットメディアがこの盤面を紹介しているのですが、どれもなかなかいい感じです。
情報量多め
watchOS 6でApple Watch Series 4向けに追加される文字盤はどれもコンプリケーション型のもので、四隅または文字盤内に多くの情報を配置できるようになっています。またソーラーダイヤル(下の写真左から2つ目)やグラデュエーション(同左から3つ目)は太陽の位置や日出、日の入を文字盤のデザインに取り入れて変化のある表示が楽しめるようになっています。
一番左のモジュラーコンパクトは整然と情報を配置して見やすさを優先し、一番右のカルフォルニアは白黒のシンプルな文字盤内に多くの情報を表示できるように設計されています。好みはあると思いますが、新しい文字盤はどれもなかなかカッコよくてwatchOS 6の魅力の一つになりそうです。個人的にはあまり多くの情報を文字盤内に配置するのは好きではないのですが、統一感のあるデザインなら見やすくて飽きにくい気がして、新しい文字盤が楽しみになってきました。
旧機種むけにも
さらにApple Watch Series 1、2、3でも使える文字盤として時間の表示に特化したヌメラルズ モノ、ヌメラルズ デュオの2種類も提供されます。こちらはワークアウトの表示や太陽の位置、日の出の時間、天候、予定などの情報は一切表示されず、時間と分のみの表示に特化しています。しかし双方とも文字の色などを細かくカスタマイズできるようになっておりバンドの色と上手く合わせるといい感じのApple Watchになりそうです。
旧機種でも使える文字盤は機能性というよりファッション性を重視しているようで、Apple Watchをファッションの一部に取り入れたいというユーザーに向いていそうです。最近はエクササイズ管理や健康維持などの用途が強調されてきたApple Watchですが、Appleはまだまだファッションアイテムとしても使えることを示したいのかもしれません。