IKEAは照明から始まり、コンセント、ブラインドと徐々にスマートホーム対応製品を増やしています。日本ではまだ照明関連製品しか買えないのですが、IKEAはさらにスマートホーム事業を拡大するようです。
投資を2倍に
IKEAは他の家具と同様に比較的低価格でスマートホーム用の家電を販売しています。とは言ってもGoogle HomeやAmazon Alexa、AppleのHomeKitに対応しており、スマートフォンやスマートスピーカーからの操作にも対応しており、本格的なスマートホームの一部として使うこともできます。現在、日本ではスマートホーム用の照明だけしか購入できませんが、他の国で販売されているコンセントやブラインドも購入できるようになるでしょう。
そしてこのIKEAがスマートホーム部門への投資を加速させると発表し、さらなる商品ラインナップ拡大に期待できそうです(IKEAのプレスリリース)。同社はすでに照明やキッチン用品を中心に家電製品を自社ブランドで販売しており、それらがスマートホームに対応(HomeKitに対応)していくとすれば、スマートホームへの道が大きく拓けることになるでしょう(しかも比較的低価格で)。
日本での普及にも期待
IKEAは世界中に店舗を持ち、世界中で同じ商品を販売しています。そのためIKEAがスマートホーム事業に多額の投資をするということは、そのまま日本でのスマートホーム対応製品の拡充にも繋がります。またIKEAのスマートホーム対応製品はこれまでHomeKitにも対応しており、今回の投資加速計画の結果としてHomeKit対応製品が日本であまり販売されていない状況が改善に向かうことになるかもしれません。
日本で購入できるHomeKit対応製品は照明、コンセント、センサー類程度しかないのですが、IKEAの動き次第では一気に広がっていくと期待しています。まずは海外で販売が始まったスマートブラインドを日本でも販売してほしいところです。