Apple Watch Series 5に期待する新機能は…

Apple Watch Series 5についての噂がようやくポツリ、ポツリと出てきました。噂によるとApple Watch Series 5は44mmモデルが継続してラインナップされ、セラミックケース、チタンケースのモデルが追加されるようです。しかし新機能についての噂はなく、どうやら今回の新モデルでの変更は内部性能のアップデートに留まるのではないかと推測されています。

watchOS 6

NFC利用に期待

しかしせっかく新モデルになるので、少しくらいは新機能が搭載されてもいいと思います。中でも期待するのはNFCのバックグラウンドでの利用です。現在、iPhoneやApple WatchでNFCタグから情報を読み取るには読み取りアプリを起動してからタグをタップする必要があります。しかしiOS 13からはアプリを起動していなくても、タグの情報を読み取ることができるようになり、そのタップを様々な操作のトリガーとすることができます。

ただこの機能を使えるのは現時点ではiPhone XS、XS Max、XRのみで最新のApple Watchでも使うことはできません。当然、この秋に発表される次期iPhoneもバックグラウンドでのNFC読み取りに対応するはずですが、これがApple Watch Series 5でも使えるようになればと思っています。iPhoneでNFCタグをタップするより、手首のApple Watchをタグにかざす方が簡単です。

Apple Watch Series 5がNFCタグのバックグラウンドでの読み取りに対応すれば、ポケットや鞄のiPhoneを取り出す手間が省けるだけでなく、Apple Watch単独での利用の可能性が広がると期待しています。

AirPlay 2対応も

また現行のApple Watchの数少ない不満点の一つがAirPlay 2に対応していないという点です。これがApple Watch Series 5で対応するとすれば、地味だけども大きな変化になると考えます。リビングで寛いでいる時、音楽を聴きたくなったら手首にあるApple Watchを操作してHomePodやApple TVにAirPlay 2で再生って使い方はかなり便利です。

AirPlay 2

処理性能やバッテリーの問題はあるのかもしれませんが、Apple Watchは常に身につけているデバイスであり、Series 5でこれら機能が追加されれば目立った新機能の追加がなくても買い換える価値のある機種になるのではないでしょうか。

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