Apple WatchもAirPlay 2対応を

iOS 11.4からAirPlay 2が使えるようになったので、Apple TVにつないだスピーカーでAirPlay 2を使っています。これでiPhoneで再生(AirPlay)を初めても、iPadからの操作で選曲や停止、再生の操作ができるなど、かなり便利になりました。ただAirPlay 2の操作をApple Watchからはできません。

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iOS 11.4とwatchOS 4.3.1の違い?

AppleはiOS 11.4の目玉機能としてAirPlay 2を実装しました。またtvOS 11.4をApple TV(第4世代、4K)にインストールすればAirPlay 2に対応したスピーカーとして使えるようにしています。しかし同時にアップデートされたwatchOS 4.3.1はマイナーアップデート扱いなのか、AirPlay 2に対応していません。

AirPlay 2

Apple WatchからAirPlay 2を使って音楽をスピーカーに転送することはできません(転送は通常のAirPlayです)。また他のデバイスからAirPlay 2経由で流れている曲を操作することもできません。Apple Watchから楽曲の再生や停止、選曲などがコントロールできれば、いちいちiPhoneやiPadのディスプレイに手を伸ばさなくても手首でささっとできるので便利そうなのですが、これができないのはかなり不満です。

いずれできるはずだが

AppleがwatchOSを4.4ではなく4.3.1としたのにはAirPlay 2に対応しなかったことを明示的にバージョン番号で示したためだと思われます。何らかの技術的な問題があったのかもしれませんが、いずれはApple WatchもAirPlay 2に対応するはずです。ただwatchOS 5のベータ版でもまだAirPlay 2には対応していないようです。もしかしたら対応はさらに先になってしまうのかもしれせん。

watchOS 5

便利な機能だけにぜひApple WatchもAirPlay 2に対応して欲しいところです。そういえばApple Musicのストリーミング再生についてもApple Watchの対応は遅れていました。Apple Watchでの音楽再生(操作)について、何らかの技術的な課題があるのかもしれません。

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