iPhoneユーザーの10人に1人がApple Watchを保有

アメリカの調査会社のレポートによるとiPhoneユーザーの10人に1人がApple Watchを使っているとの結果が報告されています(There are more than 100 million people wearing an Apple Watch, says analyst)。アクティブなiPhoneは現在10億台あるとされ、そこから計算されるApple Watchのユーザー数は1億人に達します

アメリカでは35%

調査会社アバブアバロンのアナリストがまとめたレポートによると、全世界のiPhoneユーザーの10人に1人がApple Watchを保有しているとのことです。この数字、多いと見るか少ないと見るかはその人の生活エリアや属性によりそうですが、私の周囲に関して言えばそれほど見当違いの数字ではない印象です。

iPhoneを積極的に使っている人はApple Watch保有率が高く、一方で使いやすいスマホだから、周りが使ってるからなどの消極的な理由でiPhoneを使用しているユーザーのApple Watch所有率は低くい印象です。それらを平均すると大体10%というのは妥当な数字に見えます。

ただ同レポートで驚くような数字が掲載されています。それはアメリカではiPhone保有者の35%がApple Watchを使っているという数字です。アメリカではApple Watchで便利に使えるApple Payが早くから導入され、またApple Fitness+などのサービスも充実しています。そうした背景を考慮しても35%は非常に高い普及率だと思います。

医療と決済

日本では今後数年でキャッシュレス決済の拡大交通系ICカードの路線バスへの採用ガソリンスタンドでの対応などが全国的に広がっていくことは確実です。決済はApple Watchの重要な機能であり、現時点でApple Watchを便利に使える環境にないユーザーへの普及も拡大すると予想します。

またApple Watchでは心電図の記録血中酸素濃度の測定ができるようになっており、さらに将来的には血圧血糖値の測定も可能になると予想されています。この医療分野での機能拡大はApple Watchユーザーの年齢層を拡大を助けると考えられ、日本では10人に1人からさらに普及率が上がっていくことは確実だと考えます。