Apple WatchからもAirTagを探したい

AirTagが発売となってから1カ月が経過し、すでに多くの紛失物発見に貢献していることと思います。ただ現時点では一般的な紛失防止タグの域を出ていないのは確かです。AppleはここからAirTagをどこまで進化させることができるかで、製品としての将来は大きく変わっていくでしょう。

Apple Watchは非対応

AirTagiPhone、iPad、iPod touchの探すアプリから操作することで、音を鳴らして紛失物の大まかな場所をユーザーに知らせます。音量はそれほど大きくないのですが5mくらい離れた場所のクッションの下にあっても聞き取れるレベルで、必要十分な音量で紛失物の場所を教えてくれます。しかしいちいちiPhoneを取り出さなくてもApple Watchから音が鳴らせればもっと便利だと思います。

Apple Watchにも機能が限定された探すアプリはあるのですが、これには物を探すタブがありません。iPhoneならSiriにお願いしてAirTagの音を鳴らすことも可能なのですが、Apple WatchのSiriはこれができません。単純にApple WatchがAirTagとの接続に対応していないだけなのですが、対応はそれほど難しいことではない気がします

Apple Watchは常に身につけていて、一番タップしやすいデバイスです。よく探し物をする私にとってApple WatchがAirTagの操作に対応してくれれば、かなり便利になると思っています。8日未明に開催されるWWDC21ではwatchOS 8が発表される予定です。小さな改善点としてAirTagへの対応が含まれていればと期待しています