かなり古いアイディア「iPhoneをホテルの鍵に」

日本時間8日未明に開催されたWWDC21ではiOS 15、iPadOS 15、watchOS 8の新機能が発表されました。その中にiPhoneのWalletアプリ内にホテルの鍵を収納して、開錠・施錠をiPhoneだけでできる機能が紹介されていました。このiPhoneをホテルの鍵にする計画はかなり前からあったのですが、ようやく本格的に普及することになるのでしょうか。

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Apple Pay発表時

ホテルの鍵をiPhoneのWalletアプリ内に収納し、iPhoneのNFCを使って鍵を開ける、かける機能はApple Payが発表されたイベントで同時に披露されました。その時も対応するホテルチェーンが紹介されたのですが、このホテルチェーンは結局、Walletアプリを使わず他の方式を使ってiPhoneを部屋の鍵にすることになりました。

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何らかの問題があったのか、最初のアイディア発表から7年、iPhoneをホテルの鍵にする機能はあまり普及しないまま今日を迎えています。しかしAppleはこの機能を入館・入場管理システムの一部として復活させるようです。7年前よりNFC対応端末の普及台数は桁違いに増えており、多くの人がApple Payや航空券、学生証などでWalletアプリを活用していることから、今回は普及が進むのではないかと期待しています

Apple Payだけでなく航空券やポイントカードなどWalletアプリは徐々に用途を拡大させています。個人的にはホテルの鍵だけでなく、レンタカーやカーシェアの車の鍵入館証などへと応用が広がっていくことに期待しています。

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