Apple Watch Series 3、危ぶまれていたがwatchOS 8に更新可能

本日未明に開催されたWWDCではwatchOS 8の詳細も発表されました。新たに搭載される便利な機能以外にも注目されていたのが、Apple Watch Series 3がサポートされ続けるかどうかでした。

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更新は不便

iOS 14.6をインストールしたiPhoneとペアリングしたApple Watch Series 3(GPSモデル)は容量が小さすぎて、watchOSの更新時に、一旦全てをリセットしてから更新する必要がありました。更新後にバックアップから復元することで、通常通りに使えるのですが、更新のたびにこの操作をするのは非常に面倒です。そのためもうApple Watch Series 3はwatchOS 8でサポート対象から外れるのではないか?とも言われていました。

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しかし今朝発表されたwatchOS 8のサポート機種にはちゃんとApple Watch Series 3が含まれていました。これで現行販売機種がサポート対象から外れるという事態は避けられることになります。とはいえ更新時の面倒さが解消したわけではなく、また画面サイズが違うSeries 3がサポート対象となることで開発者の負担が残ってしまうのも問題ではあります。

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Apple Watchを初めて買う人にとって、Series 3は非常に安く販売されている魅力的な商品なのも確かです。ただApple Watchを使っていくうちに色々な機能を使うようになれば、その処理能力の低さでストレスを感じることも多くなるでしょう。価格を重視するのであっても、できればApple Watch SEを購入する方がいいと思います。

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