iOS 15(watchOS 8)は空き容量が少なくてもアップデート可能(残り500MBでも)

これまでiOSwatchOSのアップデート、特にメジャーアップデート時には大きな空き容量(数GB程度)が必要でした。しかしiOS 15watchOS 8は空き容量500MBでもアップデートできることが開発者に案内されています。

Apple Watchで深刻

現在、iOSをアップデートする際には、新しいOSのダウンロードして保存しておく空き容量が必須となります。マイナーアップデートでは差分を更新するだけなので多くても数百MBあればいいのですが、メジャーアップデートでは数GBの空き容量が必要になります。またApple Watch Series 3のGPSモデルは空き容量不足でwatchOSのアップデート時に一旦端末をリセットして出荷時の状態にした上でアップデートする必要が生じています。

このように端末の空き容量が少なくなるとOSのアップデートもままならない状態になるのですが、iOS 15ではメジャーアップデートでも500MB程度の空き容量でアップデートできるようになると伝えられています。watchOSでも同様のアップデートが可能とされ、Apple Watch Series 3で生じていた不便さも解消されることになりそうです。

iPhoneが10万円を超える価格設定になって以降、数年前に購入した低容量モデルのiPhoneを使っているユーザーも増えています。また最新モデルを購入する場合でも低容量モデルを選択するユーザーも増えていると考えられます。そうしたユーザーでも最新のOSに不都合なくアップデートできるようになるのはいいことです。