Apple Watch Series 7 ディスプレイサイズ拡大、デザインは従来通り

Appleが本日発表したApple Watch Series 7は事前予想とは異なり、従来通りのデザインを踏襲するものでした。しかしディスプレイサイズの拡大は予想通りで、これまで以上に視認性がよくまた文字入力のしやすいApple Watchになります。

キーボード入力も可能に

Apple Watch Series 7は本体サイズを僅かに大きくし、また画面の周囲を細くすることでディスプレイサイズをSeries 6に比べて20%、Series 3に比べて50%大きくしました。ディスプレイサイズが大きくなったことで小さなキーボードを表示し、それをなぞるようにして文字を入力することも可能になりました(英語のみ)。これまでの定型文や音声だけでの入力から大きく進化した形です。

また充電速度を向上させ、45分でバッテリー残量を0%から100%まで充電することが可能となりました。さらに8分の充電で8時間分の睡眠追跡が可能なレベルまでの充電が可能となるなど、バッテリーの充電性能は大きく向上しています。この改善はApple Watchの使用感を大きく左右しそうです。

高い防塵性能

Apple Watchはプールでの水泳にも使える防水性能を持っています。これに加えてApple Watch Series 7では屋外のアクティビティの時に晒される埃への耐久性能も付加されました。紹介ビデオにあったサイクリングでのダート走行だけでなく、強風下でのアクティビティ、土木・建築・農業作業など防塵性能向上の恩恵を受けられるケースは多くありそうです。

またディスプレイがより傷つきにくくなっており、Apple Watch Series 7はよりハードなアクティビティ時の使用にも耐えてくれることでしょう。これらアップデートで非常に魅力的なApple Watchになっていると思います。
なお発売はこの秋後半となっています。