2022年のiPad(第10世代)はA14プロセッサ、Wi-Fi 6、5G

iPad(第9世代)は低価格でスタンダードな機能を備えたiPadとして販売が続けられています。この次世代モデルが2022年後半にも発売され、A14プロセッサ(Bionic)を搭載し、Wi-Fi 65Gでの通信に対応すると噂されています。

スタンダードなモデル

iPadは発売当初、動画コンテンツ視聴、電子書籍閲覧、ゲームプレイ、Webサイト閲覧を主要な目的としたデバイスでした。その後、iPadが高性能化する過程でノートPCの役割を担うようになり、さまざまな機能が付加されてきました。しかし現在でも発売当初のiPadのような使い方が主流であり、それを十分にこなすことができるiPadは人気の高いモデルとなっています。

このiPadの次世代モデル「iPad(第10世代)」が2022年後半にも発売されると予想されています。新しいiPadにはA14プロセッサは現在のiPad Airに搭載されているプロセッサであり、iPad(第9世代)に搭載されているA13よりもさらに高速での処理が可能になります。

また通信機能もアップデートされると予想されており、より高速な通信が可能なWi-Fi 65Gに対応されるとされます。これら改良で複雑な処理の必要なゲームを滑らかに表示し、また高画質の動画コンテンツをストリーミング(ダウンロード)することも簡単になります。ただこれ以上の変更は見込まれておらず、2022年のiPadは「着実に進化を遂げるモデル」となりそうです。

前述のようにiPadは発売当初から動画、電子書籍、ゲーム、Web閲覧を快適にするデバイスとして進化してきました。iPad(第10世代)もその方針に則り進化しそうで、それ以上の機能を求めるユーザーにはiPad Air、iPad Proを用意するというのがAppleの方針なのでしょう。