Appleが現行のApple Watch SEより低価格の新しいApple Watchを発表するという情報をNew York Timesが伝えています。この低価格なApple Watchの用途は主にスマートフォンを持たない子供がApple Watchを単独で使うシーンが想定されており、必然的にセルラーモデルを使うことが前提となっています。
セルラーモデルの魅力
Applel WatchはSeries 3からiPhoneと一緒に使わず、単独でも通話や通信ができるようになりました。当初はApple Watchの機能や性能の問題で単独で利用するメリットはまりなかったのですが、Series 4あたりから性能が一気に上がって単独利用でもかなり使えるようになってきています。
iPhoneを家に置いていても、通話やメッセージの送受信ができるのはやはり便利です。Apple Payの利用やGPSでのワークアウトのトラッキングはGPSモデル単独でも可能なのですが、自由度は圧倒的にセルラーモデルの方が上です。
このセルラーモデルが新モデル登場(まだ真偽は不明)で子供の利用という役割ですが注目されるのはApple Watchファンとしても嬉しいです。とはいえまだ単独で利用するにはバッテリーの持続時間がおぼつかないのも事実です。Apple Watch単独で利用していてもiPhoneとセット一緒に使っている時と同じくらいのバッテリー持続時間が欲しいところです。
セルラーモデルへの注目が集まれば、必然的にバッテリーの問題にもAppleは真剣に取り組むでしょう。Apple Watch Series 8に搭載されると噂されるスマートな省電力モードも一つの解決策かもしれません。セルラーモデルの利便性向上に向けたAppleの更なる取り組みに期待したいと思います。