WWDCで発表されたiOS 10ではHomeアプリがプリインストール(消去することもできます)されていて、HomeKit対応製品のコントロールがさらに便利になりそうです。しかしHomeKit対応の製品はまだまだ少なく、このアプリも殆どのiPhoneユーザーはすぐに消してしまうのではないでしょうか。
Apple Storeで購入できるのはライトとセンサーのみ
現在、日本のApple Storeで購入できるHomeKit対応製品はPhilipsの照明とElgatoの環境センサーだけです。Amazonなどでは並行輸入品として他の対応製品も購入することができますが、Homeアプリで操作できる家電製品は殆どないと言っていい状態です。
昨年のWWDCでHomeKitが発表されて1年が経過しているのにこの状態です。大手家電メーカーや健康機器メーカー、住設機器メーカーが積極的にHomeKitを利用している状況ではありません。エアコンとかカーテンとか、照明とか、もっといろんな製品がHomeKit対応となって、iPhoneやiPadから一括的に管理できればかなり便利になるっぽいのですが。
インターホンは便利そう
WWDCで新しいHomeKit対応製品としてインターホンが発表されました。ピーンポーンと呼び鈴が押されれば、iPhoneに通知がきて、そこで画像が確認できて対応できます。また外出していても対応できるっぽく、その場で宅配の再配達を依頼できるなら、これは便利でしょう。
また呼び鈴が押された履歴が画像付きで残るので、ご近所さんが訪ねてきたことなんかもiPhoneで確認できます。こういう製品は買う機会がそれほど多くないのですが、実際に購入するときにHomeKitに対応していれば優先的に購入を検討します。HomeKit対応製品が日本でも多く販売されるようになればと期待しています。