今度は「iPhone 8の発売は遅れない」との情報 一体なにが本当なのか?

今朝、このブログでもiPhone 8の発売が来年にずれ込むと予測したレポートの記事を書きました。しかし今日の夕方にはそれとは全く正反対「iPhone 7s、iPhone 8は9月発表、10月発売」との情報がサプライチェーン筋からもたらされています(iPhone 8 and iPhone 7s To Be Unveiled in September, Go On Sale in October)。iPhone 8に関しての情報は錯綜していますが、もうなにが本当なのか全くわからない状態になってきました。

正反対の情報がいくつも…

iPhone 8に関する情報は不確かなものが多く、発売日に関する情報以外でもTouch IDが画面内に組み込まれるのか、それとも背面に移動されるのか、これも全く正反対の情報が日替わりで出てきます。昨日は背面にTouch IDのセンサーが搭載という情報が漏れ伝わり、今日は前面のディスプレイに組み込まれるとのレポートが公開され、明日は背面に移動という図面が流出、そんな状態がすでに数ヶ月続いています。

Touch IDの情報についても発売日が遅れるか送れないかの情報についても、確実にどちらかの情報は間違いです。間違った情報が継続的に漏れるというのも不自然であり、何か別のスマートフォンとiPhoneの情報が入り混じっている可能性があります。またiPhone 8に関する情報は話題性が高く、情報源とされる人たちが煙のないところに火をつけてしまっている可能性もあります。

iPhone 8についての情報は何か根本的な部分にボタンの掛け違えがあるような気がしてなりません。

6月、WWDCでなにが語られるのか

来月に開催されるWWDCは開発者向けのイベントであり、最近はiPhoneをはじめとするハードの発表はほとんどありません。今回もその傾向が続くとは思いますが、次期iOSなどの紹介で今のiPhoneではできないような機能の紹介があれば、次期iPhoneが巷を騒がせているようなiPhone 8のようなものになる可能性が高まるでしょう。

一方でiOS 11が現在のiOS 10の延長線上となる更新なのであれば、次期iPhoneはiPhone 7sのような改良版になる可能性が出てきます。いずれにせよこれだけ情報が錯綜偽の情報が多数紛れ込んでいる状態ではAppleから何らかの示唆(もしくは公式の見解)があってしかるべきです。

WWDCの冒頭に行われる基調講演でクックCEOがどのような発言をするのか、氾濫して収拾がつかなくなっているiPhoneの噂を見極める上でも重要になりそうです。