5月からこのブログをGoogleとTwitterが共同開発しているAMPに対応させました。WordPressのテーマによる対応に完全に依存しているのですが、確かにAMPの長所であるモバイル端末からの高速表示(AMPページにアクセスした場合)は達成できいそうです。
AMP対応で通信量節約にも効果
AMPに準拠すると表示が遅くなるような記述はバッサリ省略されます。そのためAMP対応ページは軽く、結果として表示も速くなります。このAMPページにモバイルからアクセスした場合、どのくらい通信量が節約できているのか調べました。検証はiPhoneからメモ帳にコピーした10個のAMPページと10個の非AMPページの双方にアクセスした場合の通信量を設定アプリから調べまています。
結果は、AMPページへのアクセスでは6.0MB(1ページ平均0.6MB)の通信量となり、一方非AMPページは12.7MB(1ページ平均1.27MB)となりました。少ない検証ですが、AMPページにアクセスすることで非AMPページに比べて半分以下のデータ通信量で表示できたことがわかります。
AMP対応ページのデータ量がこの程度だと通常の通信回線なら一瞬で表示されるはずで、また規制中の回線やMVNOなどの低速回線でも表示が遅れることもあまりないと思われます。ブログをAMP対応とすることで環境を選ばずに見やすくなるメリットはありそうです。
検索結果にも対応を表示
ブログがAMPに対応したことで検索画面にも対応マークが表示されています。他のメディアの記事もそうですが、AMP対応を示す雷マークがついている記事は電波状態が良くない、規制中で速度が出ない、そんなモバイル回線でも快適に見られるようになっています。
検索結果で上位に表示されることはないと言われてますが、AMPマークがついている記事の表示の速さは快適です。これまで表示が遅く感じなかったページもAMPページの速さと比べてしまい、ついつい遅く感じてしまいます。検索ユーザーがAMPページに優先的にアクセする習慣が根づけば、結果としてアクセスが増える可能性はあるかもしれません。