昨日のiOS8、OS X Yosemiteの発表の余韻もまだ残っていますが、既に情報系サイトやTwitterには開発者向けにリリースされたβ版の画像が流出しています。開発者と言ってもAppleの有料開発者プログラムに参加していれば、一行もコードを書いたことのない人でも開発者としてβ版をダウンロードできます。しかしダウンロードはAppleと秘密保持契約を結んだ上で行なうものであり、Appleが公開しているもの以外、スクリーンショットや動画の公開だけでなく、使った感想や印象も形式上は契約違反となります。
僕も早くMacで電話してみたいのですが、この秘密保持契約が守れそうにないのでβ版の導入はできません。また一番の問題は不具合です。β版は当然のことながら不具合が付いてきます。なので開発者以外が「体験したいだけ」で普段使うMacやiPhoneにβ版をインストールするのは危険です。
時々漏れ伝わってくるβ版の新機能を噂サイト、情報サイトで確認しつつ、正式リリースを楽しみにする。これが新OSとの安全な距離感ではないでしょか。ちなみに今回のOS X Yosemiteでは開発者以外もβ版をダウンロードできるようになるのですが、これにも当然秘密保持契約が必要であり、また不具合に備えて万全のバックアップをとっておくことが推奨されています。