Huluのアプリ評価が荒れている 何が起こっているのか?

Hulu5月17日のメンテナンスを境に、新アプリ(新バージョン)の導入、対応機器の見直し、ドメイン変更など大幅にサービス構造を見直しています。しかしiPhone、iPadアプリの評価を見る限り、この見直しのスタートはあまり上手くいかなかったようです。

評価欄には星一つが並ぶ

5月17日以降、App StoreにおけるHuluアプリの評価欄は非常に荒れています。荒らされているというよりも、ユーザーの不満が大量に書き込まれているという状態で、Hulu側もアプリのアップデートを行うなどで対応しています。ただ17日以降、評価は星一つが大半で2つ、3つとアプリを評価しているコメントは数えるほどしかありません。

一部コメントでは事前にアナウンスされていた対応機器の見直しに対するものなのですが、これもHulu側に落ち度がないとは言えません。突然、今後あなたの機種ではHuluは使えませんと言われて、素直に納得するユーザーは少ないでしょう。それ以外にはアプリが不安定になったiPadでP in P機能が使えなくなったまともに作動しないなど、サービス以前の問題も多く見受けられます。

 Huluの日本事業は新しいサービスの幕開けで躓いてしまったようです。

Netflixとの競争で不利に

Huluがいくら魅力的なコンテンツを揃えていたとしても、このような不便をユーザーに強いるなら強豪であるNetflixとの競争において不利にならざるを得ません。世界規模での競争ではNetflixが頭一つ抜けた状態になっていますが、日本では日本テレビ傘下の企業による運営という利点を活かしてNetflixに大きく差をつけているという調査もあります。

ただ、今回のような不具合が続くのであれば将来的にNetflixとの差は縮小していくでしょう。ちなみに日本のHuluがアプリで失敗したのは今回が初めてではなりません。第四世代のApple TVが発売された当初、日本のHuluはApple TV向けのアプリを提供せず、Apple TVで視聴できない状態となりました。

この問題は数週間で解消されましたが、僕はその間にHuluからNetflixに乗り換えました。今回でも一定数のユーザーが他社サービスに流出したと考えるのが自然でしょう。