今年発売されるiPhoneは3モデル構成になる、この噂は出所不明ですがす既定事実のように語られています。実際に3モデルの金型画像が流出するなど、情報は次第に信ぴょう性を高めていますが、iPhoneのラインナップが大幅に変更される可能性も出てきた気がしています。
iPadもMacBookも「Pro」
Appleは今年3月、iPadの新しいモデル(低価格となったiPad)を発表すると同時にiPad Airをの販売を停止しました。またiPad miniも将来的に廃止に向かっているようで、iPadのラインナップはiPad ProとiPadの2つに整理される流れになっています。さらにMacBookでもMacBook Airの11インチの販売を停止し、13インチのみを存続させる形を取っています。そのためMacBookも「MacBook」と「MacBook Pro」へとラインナップが整理されていく可能性が考えられます。
これと同じことがiPhoneでも起こるのではないでしょうか。iPadやMacBookで起こりつつあるラインナップ整理の流れの元に、iPhone 8とされる次期iPhoneを「iPhone Pro」として発表し、これまでのiPhone 7/7 Plusの改良版を「iPhone」として発表する可能性も無きにしも非ずです。
もし仮に現在の噂通り、iPhone 7(7 Plus)の改良版をiPhone 7s(7s Plus)として発表し、それとは別にiPhone 8を発表するとすれば、今年はこのネーミングで混乱することはないと思いますが、来年発表するiPhoneの名称では混乱をきたしそうです。その混乱を避ける意味でもiPhoneとiPhone Proとしてしまうのがいいと思います。
普及版のiPhoneと先端技術のiPhone Pro
仮にiPhoneがiPhone ProとiPhoneのラインナップとなれば、それぞれが別々の発展を遂げていく可能性は大いに考えられます。iPadも各種機能においてiPad Proとは区別されています。MacBookもMacBook Proとは性能や製品のコンセプトが大きく異なります。この区別がiPhoneにも導入されるとすれば、それはそれで楽しみです。
iPhoneユーザーでもメール、電話、Webサイト閲覧、SNS、カメラくらいしか使わない人がたくさんいます。たまに全くアプリを入れずに、買ったままの状態で使っている人も見かけるほどです。そのようなユーザーに999ドルのiPhoneは不要です。一方で様々なサービスや周辺機器をiPhoneと連携させて使う人もたくさんいます。双方のユーザを1台で満足させるような時代ではなくなってきた感はあります。