10.5インチiPad Proに関する情報が増えています。iPhone 8だけでもリーク情報はお腹いっぱいなのですが、これに加えてWWDCで10.5インチのiPadが発表されるという怪情報まで出ていて、収集がつかない状態です。しかしこの10.5インチiPad Proについて興味深い情報が今朝出てきました。
ベゼルレスではなく、ベゼル幅縮小
当初、10.5インチiPad ProはiPhone 8の想像図のようにベゼルレスになると言われていました。しかし今日になって「実はベゼルレスではなく、ベゼル幅が細くなるだけ」という情報が出ています。またホームボタンに関してもiPhone 8の想像図のようにディスプレイに埋め込まれるものではなく、これまでと同様にボタンが設置されるようだとも同時に報じられています。（Leaked 10.5-inch iPad Pro case compared to current 9.7-inch iPad Pro）
今日出てきた情報が本当なら、当初期待されたような近未来なiPad Proではなく、今のiPad Proの延長線上にある製品ということになりそうです。しかしベゼルレスであることはiPadというデバイスにとってはメリットではなくデメリットになるとも考えられていました。
iPhonenの場合、画面の両端をつかむことができるため、ベゼルがなくても安定して保持できます。しかし、iPadはベゼルと裏面を挟み込むようにして保持することが多く、ベゼルレスになれば画面上にある指が操作の邪魔（タッチの誤作動）に繋がる可能性がありました。Appleはこれを防ぐために、ベゼルレスではなくベゼル幅縮小という道を選んだ可能性はあります。
情報は不確定、まだ懐疑的
しかし10.5インチのiPad Proの情報はまだ不確定な部分が多く、仮に正確な情報が漏れているのであれば「ベゼルレスではない」という情報はもっと早く出てきてもおかしくはなかったはずです。WWDCで発表されるという情報もあまり信用されておらず、10.5インチのiPad Proが本当に発表されるのか、まだ信じられない状態です。
またWWDCでiPadが発表されるとするなら、搭載されるOSはiOS 10.3.2（or3）になるでしょう。iOS 10.3.2はすでに正式版がリリースされており、またiOS 10.3.3もベータ版がリリースされています。これらのOS内に10.5インチiPad Proを示すようなコードもまだ発見されていません。iPadの新モデル、本当に近いうちに発表されるのでしょうか??