MacBook Airも製造終了? iPadに続き「Air」時代は終わるのか

Apple製品の組み立てを担うFoxconnの内部関係者が、AppleはすでにMacBook Airの製造が終了していると発言しているようです。本当に製造が終了しているなら、近いうちにMacBookのラインナップから「Air」が消滅することになります。2015年の12インチMacBookの登場でMacBook Airの立ち位置が微妙になったのは確かです。本当に「Air」は終了していくのでしょうか。

「Pro」と「無印」の時代か

3月に新しいiPadが発表された際、AppleはiPadの製品ラインナップから「iPad Air」を外しました。これで「iPad Pro」と「iPad」、「iPad mini」の3つに製品ラインナップは集約され、さらに「iPad mini」も生産終了へと向かっていると報じられ、結局「Pro」と「無印」の二つにラインが集約していくと予想されます。

これと同じ動きがMacBookでも起こっている可能性はあります。MacBook Proは最先端の技術、野心的な機能、高度な処理能力を搭載するハイエンドモデルMacBookは扱いやすいサイズ、スタナードナ処理能力、Proに比べて買いやすい価格というで「Pro」と「無印」の住み分けは出来上がっています。すでにMacBook Airの存在意義は「かなり買いやすい価格」という以外に無くなりつつあるのが現状です。

いつMacBook Airが廃止になってもおかしくはないとは思います。ただ、もしAirを廃止するなら、同時に13インチMacBookも出して欲しいところではあります。

iPhoneにも「Pro」と「無印」は波及するか

Appleのライン整理が進む中で気になるのが、iPhoneです。今年のiPhoneはiPhone 7s/7s PlusiPhone 8併売されると噂されています。リーク画像などからも先進的なiPhone従来通りのiPhoneが併売されるのはほぼ確実とみられますが、名前については不明な点が多くあります。

iDrop Newsより

仮に今年発売される先進的なモデルがiPhone 8従来モデルの改良系がiPhone 7sとするなら、来年のモデルの名前はどうなるでしょうか。iPhone9とiPhone 8sの併売となるのでしょうか。ただiPhone 8sは8の改良版という意味でもあり、ラインナップによってはネーミングでかなり混乱する可能性があります。それを避ける意味でもiPhoneのネーミングにも「Pro」と「無印」の流れが及ぶのではないか、と考えます。

今年の9月に発売になるiPhone 7s, iPhone 7s PlusはiPhoneに、iPhone 8はiPhone Proになると予想します。