Appleは27日朝、iOS 11、macOS High Sierra、tvOS 11のパブリックベータ版を公開してました。これでベータテスターとして登録さえすれば無料でiPhoneやiPad、Macの次期OSを試すことができます。
登録後、プロファイルをダウンロード
iOS 11のパブリックベータ版をダウンロードするには、「Apple Beta Software Program」でベータてスタートして登録した後、iPhoneのバックアップを取った上でプロファイルをダウンロードします。
プロファイルをインストールするとこれからずっとベータ版のアップデートが適用できるようになります。通常のアップデートと同様に「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」と進むと、インストールした端末でiOSのアップデートがあれば更新できるようになります。
試せるのはあくまでベータ版
Apple Beta Software Programのページでも説明されているように、試せるのはあくまで未完成品であるベータ版です。そのため挙動については不安定なところがあり、またアップデートに失敗してiPhone内のデータが壊れる可能性もあります。そのため利用前にはバックアップをしっかりとり、また普段よく使う端末へのインストールは避けたほうがいいかもしれません。
iOS 11は開発者向けには「beta 2」の修正版(これがパブリックベータ版になったようです)が公開されており、一応、初期の動作不良などは改善されているはずです。それでもベータ版の動きは見るに耐えない部分もあり、快適にiPhoneを使いたいか、新しい機能をいち早く試したいか、それを天秤にかけてダウンロードすべきでしょう。
ちなみに開発者向け、ベータテスター向けの「beta版」のダウンロードに際して、利用者は機密保持の規約に同意することになります。この規約ではAppleが公開していないbeta版の情報を外部に漏らす(SNSにスクリーンショットを投稿する、友人に画面を見せるなど)ことは禁止されます。