AppleはiOS 11.2の開発者向けベータ版を公開しています。しかし期待されているiOS 11.1の正式版は日本時間10月31日午前7時時点で未公開で、リリースが何らかの理由で遅れている可能性も考えられます。
iOS 11.1は10月末の予定
AppleはiOS 11.1の具体的なリリース日を事前に公表しているわけではありませんが、過去のiOSの更新間隔やApple Pay Cashの提供開始日程などからiOS 11.1は10月末にもリリースされると予想されていました。
しかし10月は残すところあと1日、本当にiOS 11.1が10月中にリリースされるか疑問に感じ始めた時に、iOS 11.2のベータ版がリリースされ、iOS 11の正式版リリースが何らかの理由で遅れてしまっているのでは?と思われても仕方ない状況になっています。ただwatchOS 4.1から使えるようになるApple Musciのレビュー記事は先週、一斉にネットメディアに掲載されています(もちろんAppleが協力して作成された記事です)。
watchOS 4.1と同時にiOS 11.1が公開されるなら、今晩(正確には明日の午前2時)にiOS 11.1がリリースされる可能性も十分に考えられます。
iOS 11の完成度はイマイチ
すでにiOS 11.0は3度のアップデートを経て、現行バージョンはiOS 11.0.3となっています。それぞれの更新では不具合が修正されているのですが、このくらいの不具合はベータ版の状態で直しておいて欲しかったものばかりでした。また細かな部分でもiOS 11に関するネガティブな評価をよく目にします。iOS 11の開発でAppleは少しミスをしてしまったと言われてもしょうがないでしょう。
iOS 11.1も早く公開してほしいと思う反面、毎週のようにマイナーアップデートが続くような状態は避けてもらいたいと思っています。今晩、iOS 11.1がリリースされるかもしれないのは楽しみですが、是非とも不具合を少なくした状態で出してほしいです。