iPadをMac、MacBookのサブディスプレイとして使うアプリ「Duet Display」はやはりiPad Proと相性がいいです。これまで持っていたiPad mini 3は持ち運びには便利なのですが、こうした使い方をするならiPad Pro(10.5インチ)の方が見やすくて便利です。
作業スペースが広がる
MacBookの長所はコンパクトで持ち運びがしやすいところです。しかしそれが短所にもなります。だいたい1つ、2つのアプリを立ち上げれば画面が満員になり、そこにTwitterやLINEアプリを重ねると作業効率が落ちてしまいます。そんなときにDuet Displayが活躍します。
iPad側にMacのアプリとしてTwitterやFacebook(Messenger)、LINEなどを表示しておけば、何か動きがあればすぐに反応できます。iPadのアプリで立ち上げて置いてもいいのですが、Duet DisplayでMacのアプリを表示しておけばMacBookのキーボードを使ってレスポンスできます。iPadやiPhoneでポチポチ文字を入力するよりも素早く処理ができます。
Touch Bar風の操作も
Duet DisplayにはMacBook Proに搭載されているTouch Barを再現する機能も搭載さえています。これでものすごく便利になるということはありませんが、Touch Barの体験版にはなると思います。これが便利に使えれば、次のMacBook ProはTouch Bar搭載モデルの購入を検討してもいいかもしれません。
ただ、Duet Displayを使っているとバッテリー残量は結構早く減ります。これを使った作業はあまり長時間できません。特に12インチのMacBookはUSB-Cポートが一つしかなく、充電かDuet Displayかしか選べません。短時間で効率よく文書作成と連絡をこなしたい、そんなときに使うのが今のところDuet Displayを便利に使える状況でしょう。12インチMacBookとの組み合わせでは使用機会が限られてしまうのが難点です。