実家にChromecastを設置 Apple TVにはない長所も

実家に帰省したらいつもiPadや家のPC、Wi-Fiなどの設定を頼まれるのですが、今回は「WOWOWオンデマンドをテレビで観たい」と親が言い出しました。最初はApple TVでできるかと思っていたのですが、WOWOWオンデマンドが対応アプリを出しておらず、AirPlayにも対応していないので、結局Chromecastを設置することにしました。

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設置は簡単、端末も目立たない

Chromecastの設置はコンセントを繋ぎ、テレビのHDMI端子と接続するだけです。設置が終われば、初期設定に移るようにテレビ画面に表示されるのですが、これはGoogle IDがあれば比較的簡単に済ますことができます。慣れている人は10分もあれば終わるでしょう。ただ高齢の両親には無理でした(というより最初から自分でやる気はなかったみたいです)。

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両親は設置が終われば、さっそく観たかったテニスの試合を再生していました。普段、iPadで観ていたので大きな画面で観られるようになってかなり快適になったとのことです。スポーツ中継なんかは小さな画面で見るよりも、大きな画面で観た方が楽しめるのは確かでしょう。特に目の悪くなりつつある高齢の両親には大画面が有難いようです。

Apple TVと比較すると

ChromecastApple TVは動画配信サービスをテレビで楽しめる機器という点では共通しています。しかしApple TVは本体内にあるアプリを起動して動画を再生するのに対し、ChromecastはiPhone(スマートフォン)やiPad(タブレット)で再生している動画をテレビに投影する(ような感覚で操作する)という違いがあります。

Apple TV

Apple TVはスマートフォンやタブレットと完全に独立して使えるのですが、Chromecastは両者をリモコンとして使います。双方の操作方法にメリットとデメリットはあるのですが、高齢の両親の場合、新たにリモコンの操作を覚えるのは大変で、これまで使い慣れているiPadアプリの操作の延長でテレビ画面に動画を投影できるChromecastの方が簡単だったと思います。これはAppe TVにはない長所だと感じました。

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