iPhone 5発売以来、キャリアごとのLTEスピード比較がネットメディアや調査会社によって頻繁に行なわれています。しかし、よくアプリでスピードテストをする人ならもう気付いていると思いますが、「xx駅での結果」と言って比較されていても大してあてにはなりません。極端な場合、数歩歩くだけでスピードは一変することもあります。なので記事の比較内容がそのまま利用実感に繋がるかと言えば微妙です。
iPhone 5のスピードテスト |
また調査といっても「恣意的なテストじゃないの?」と思われるものもチラホラ見られるようになりました。実際に調査会社がキャリアからお金をもらっているのも明らかになっています(総務省資料:PDFの3ページ目)。
なので、もうスピードテスト調査、記事に真面目な比較は期待しません。僕はどこまでおバカな比較が出来るかに期待しています。ユーザーも普通のスピードテストに飽きてきたのか、最近は独特の切り口で調べる記事が増えています。
少し前に記事になっていた「朝ドラ聖地めぐり、ソフトバンクが一番使える?「あまちゃん」など3作品のロケ地で最速」はおバカでいいです。誰もロケ地でLTEって切り口を求めてないのですが、それを記事にするあたり、なかなかいいです。
圧巻のおバカ記事は「ARROWS vs iPhoneスピード対決! ミニ四駆に乗せて速いのはどちらか徹底検証」です。スピード比較記事は既にこのレベルを求められるようになっていると思います。
これからも面白い比較を期待しています。