マクドナルドでApple Pay(Mastercardコンタクトレス)

マクドナルドは昨年から決済方式を多様化させています。昨年の夏から冬にかけて、従来から対応していたiDに加えてSuicaQUICPay+に対応しApple Payを完全にカバーしました。そして2018年3月には非接触方式でのクレジットカード決済NFC決済)にも対応しました。少し遅れましたが、初めてこのNFC決済を試してきました。

au WALLET(プリペイド)とiPhoneで使える

今回マクドナルドでNFC決済(Mastercardコンタクトレス)を試したのはiPhone Xau WALEET(プリペイド)の組み合わせです。決済時にコンタクトレスのクレジット決済で支払うことを告げて、通常のApple Payと同様、ディスプレイにカードを表示してロックを解除した状態で決済端末にかざします。Suicaほどは早くないですが、すぐに支払いが完了します。

店員さんがあまり慣れていなかったせいか、iPhoneで決済しようとすると電子マネーでの決済かと思ったようで、再度クレジット決済であることを確認されました。まだこの決済方法を使っている人は少ないようです。とは言え、徐々にNFC決済が浸透していけば、もっと決済はスマートになっていくのでしょう。

それほどメリットもない

ただ既に日本のApple PayはSuicaやiD、QUICPay(+)と統合されており、敢えてApple PayでNFC決済を使う必要はありません。国内の店舗でApple PayのNFC決済が広く使えるようになってまず恩恵を受けるのは、とりあえず訪日外国人からということになるかもしれません。一方、日本人がアメリカやヨーロッパなどに行った際には、NFC決済のApple Payが使えるのは便利でしょう。

海外旅行、海外出張、留学などで日本から持って行ったiPhoneでApple Payが利用できるのは便利だと思います。しかし理想を言えば、今、乱立している非接触型の決済の方式をいちいちレジの前で選ばなくても、iPhoneを端末にかざすだけで最適な決済方法を自動で選んで決済してくれる、そんな機能があったほうがいい気もします。