Apple関連の情報の予測、分析に定評のあるKGI証券のアナリストが次期iPhoneの価格について非常に興味深いレポートを発表しています。それによると最安モデルとなる6.1インチ液晶ディスプレイモデルの価格は550ドル（58,800円）からとなるようです。これは非常に嬉しいニュースです。（KGI: 6.1-inch LCD iPhone priced as low as $550, could be available in dual SIM configuration）
3モデルを発表
Appleはこの年の秋に3つのiPhoneを発表すると同アナリストは予測しています。5.8インチOLEDモデルはiPhone Xの後継機種、6.1インチLCDモデルはスタンダードモデル、6.5インチOLEDモデルはフラッグシップモデル（iPhone X Plus）との位置付けのようです。今回価格が550ドルと予測されたのは6.1インチLCDモデルです。
LCDモデルのディスプレイはもちろん液晶であり、iPhone Xに搭載されたOLEDの搭載は見送られ、その分価格の安さを追求するモデルになるようです。色の再現性ではLCDはOLEDに劣る部分がありますが、それでも550ドルという価格設定で6.1インチLCDモデルはかなり売れる（年間1億〜1.2億台）と同アナリストは予測しています。
デュアルSIM搭載か
6.1インチLCDモデルの次期iPhoneにはデュアルSIM対応モデルが追加されるとしています。デュアルSIM搭載モデルは650ドル〜の価格設定となるようですが、面白い試みになりそうです。デュアルSIMは国内での利用ではそれほどメリットはなさそうですが、海外に頻繁にいく人にとっては魅力的な機能になるかもしれません。
ちなみにiPhone Xの後継機種となる5.8インチOLEDモデルにはデュアルSIMモデルは用意されないようで、有機ELディスプレイ搭載でデュアルSIMモデルが欲しいとなれば6.5インチOLEDモデルを購入する必要が出てきます。しかし、この6.5インチOLEDモデルはかなり高額な商品になるのではないかと予想されています。