Appleは今朝、AirMacシリーズの製造・販売を終了すると発表しました。店頭（流通）在庫がなくなり次第、販売は終了します。まあ、今まで、もし新モデルが出たらどうしようと考えて買い替えを控えていたので、これで最新のWi-Fiルーターへの買い替えに進めそうです。
Appleは買い替え基準を提示
AppleはAirMac事業終了の発表と同時に、買い替え時の機種選定で注意すべき点を示しています。
・最新の無線ネットワーク規格であるIEEE 802.11ac
・デュアルバンド（2.4GHzと5GHz）
・WPA2 Personal（AES）暗号化
・MIMOまたはMU-MIMO搭載
そこには上記のような項目が記されているのですが、先日日本での発売が発表されたGoogle WiFiはこれを全て満たします。さらにGoogle WiFiは専用アプリで簡単に設定できるのも良さそうです。
設定の簡単さはAirMacの大きな特徴だったので、この点は重要です。さらにメッシュWi-Fiにも対応しており、AirMacよりもWi-Fiの接続環境が良くなることも期待できます。
Time CapsuleはiCloudに
今使っているAirMacにはMacをバックアップできるTime Capsule機能がついていて、完全なバックアップを自動で常に取り続けてくれます。その為万が一、Macが壊れても新しいMacに保存データをすぐに復元できます。この機能はトラブル発生時だけでなく、買い替え時にも非常に便利な機能です。
またTime CapsuleのHDDには外部からもアクセスできるようになっており、大容量のNASとしても使えます。ただバックアップもNASも、iCloudのサービス充実で必ずしもTime Capsuleを使う必要がなくなってきているのも事実です。今回のAirMacの販売終了を機に、Time CapsuleとiCloudの役割を再考してみようと思います。