今年の秋に発表されると予想される次期iPhoneには、これまでの5W/USB電源アダプターではなく、18W/USB-Cアダプターが同梱されると噂されています。その噂のアダプターの予想画像がアクセサリーメーカーを情報源とするメディアによって公開されました。(Apple’s next iPhone may ship with more powerful USB-C charger)
ヨーロッパ向けのアダプター?
予想画像にあるUSB-C電源アダプターのプラグ形状は主にヨーロッパで利用されるCタイプのコンセント形状に対応したものと考えられます。構造は2段階に分かれており、現在ヨーロッパで販売されているiPhoneに同梱されている電源アダプターよりもUSB-C側が太くなっているように見えます。細い部分と太い部分に分かれたデザイン的にはパッとせず、あまり期待したくない予想画像です。
また、この予想画像からは日本で販売される次期iPhoneに同梱される電源アダプターの形状は予想できないと考えられます。現行のiPhoneでも同梱される電源アダプターの形状は販売国によって異なります。そのため現時点でこの予想画像からわかることは「次期iPhoneにはUSB-C電源アダプターが同梱されるかもしれない」ということだけです。
18W対応アダプター同梱は歓迎
今回の予想画像はパッとしないものの、iPhoneに18Wの高速充電に対応する電源アダプターが同梱されるのは歓迎です。これまでMacBook用の電源アダプターで高速充電していたので、iPhoneもMacBookも急いで充電したい時には何かと不便ではありました(あまりある状況ではないですが)。またMacBookを使っていないユーザーにとって高速充電の環境を整えるのには数千円の出費が必要でした。
それが次期iPhoneからは同梱のされる付属品だけで高速充電が可能になるのは喜ばしいことです。高速充電には発熱などの問題もありますが、安全性が確保されていれば充電は速いに越したことはありません。USB-C電源アダプターは付属品ではありますが、iPhoneの進化と言っていいかもしれません。