3日未明、Appleは開発者むけにiOS 11.4.1 beta 5を公開しています。既にiOS 12が発表され、多くの人の関心はiOS 12に移っているのですが、それでも着実にiOS 11.4.1のベータ版更新作業は続いています。何か大きな変更点でもあるのでしょうか。
新機能は発見されず
現時点でiOS 11.4.1から新しい機能は発見されていません。主にバグの修正や安定性向上などの目的でリリースされるバージョンとの見方が一般的です。ただbeta 5まで重ねて更新を続けていることを深読みすれば、まだ何かが隠されているかもとも勘ぐりたくなります。
とはいえ新しい機能の追加ならベータ版に盛り込み、テストで安定性を確認する必要があるはずなので、こちらはあまり期待できそうにはありません。僕が期待するのは「iOS 11.4.1でHomePodの対応言語拡大」です。HomePodがある地域で発売される前にはその地域の言語に対応するためiOSが更新されます。これがiOS 11.4.1の隠れた目的と期待します。もちろん日本語に対応して日本での発売を含めての期待です。
AirPlay 2は便利
iOS 11.4からAirPlay 2が使えるようになりました。僕もApple TVを接続したテレビにうサウンドバーをつけてAirPlay 2を使っています。Apple MusicとAirPlay 2の組み合わせでワークスペースの音楽環境は一気に改善しました。この環境にHomePodをどう加えるかはまだ考え中ですが、Apple Musicを楽しむにはHomePodが最適な気はします。
HomePodの国内販売価格はおそらく38,800円（税抜き）くらいに設定されるでしょう。決して安くはない価格ですが、ホームオートメーションのハブとして機能し、またSiriも使えるとしたら手の出ない商品ではありません。発売になれば買いたい（試してみたい）商品ではあります。