「HomePod販売国拡大の発表」スペシャルイベントに期待、できるか?

HomePodは2月にアメリカ、オーストラリア、イギリスで発売されて以降、ドイツ、フランス、カナダと販売国を拡大し、26日にはスペインとメキシコでも発売となるなど、販売地域を徐々に拡大しています。そのHomePodの販売地域はさらに広がるようで、30日開催のスペシャルイベントで何らかの発表があるのではと期待されています。

HomePod

イタリアでも発売か?

海外のネットメディアがイタリアでのHomePod発売の可能性を報じています。この発売は30日のスペシャルイベントで発表される可能性もあり、イベントへの注目度はさらに上がっています。ただイタリアだけで発売となるなら、単にイタリア向けのWebサイト更新で済ませられる可能性はあります。もちろん日本のユーザーが期待するのは日本を含む多くの国でのHomePod発売です。

siri

日本ではHomePodが総務省の技術適合認証を取得していることから、AppleがHomePodを日本で販売する意思はあるはずです。しかしSiriの日本語対応に手間取っているのか、日本での発売に関してほとんど情報が出てきません。一部では「年内は難しい」とも報じられており、30日のスペシャルイベントでの発表で強くは期待できない状態です。

しかし日本はAppleにとって重要な市場であることは間違いありません。さらに言えばアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダに加えてイタリアでもHomePodが発売されれば、G7(主要国首脳会議)参加国のうちで日本だけがHomePodを買えない国になってしまいます。できることならイタリアと同じタイミング、もしくは少し遅れるくらいで発売されることを期待します。

Siriショートカットで重要なデバイスに

HomePodは発売当初からAmazonのEchoシリーズやGoogle Homeと比べられ、スマートスピーカーとしてあまり高い評価を得ることはできていません。しかしiOS 12からの新機能「Siriショートカット」と「ショートカットアプリ」のおかげで、かなりできることが増えてきました。これらをうまく使うことでEchoやGoogle Homeと肩を並べる便利さになるのも見えてきました。

homepod

今後もアプリ側での対応が進みそうな気配はあり、Siriショートカットやショートカットアプリはどんどん便利になっていくでしょう。そうなればHomePodの利用価値は上がり、多くの家庭に普及するようになるかもしれません。現時点ではApple Music専用機という印象ですが、2019年にはスマートスピーカーとして一皮剥けそうな気配です。

その進化を実感するためにも、できるだけ早いHomePodの日本発売をお願いします。

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