iPhone、Apple WatchのWalletアプリにPontaカード取り込み可能に

ローソンは共通ポイントサービスPontaのカードがiPhoneやApple WatchのWalletアプリに保存できるようになり、それぞれの非接触ICチップ(NFC)を利用してローソン店頭でのポイント付与が可能になると発表しました。

Ponta

Apple Pay利用時は自動で付与

Walletアプリに取り込んだPontaカードにポイントを貯めるには、決済前にレジのNFC読み取り端末にWalletアプリでカードを表示させた上でタッチすればOKです。これまでのようにPontaアプリを開いてバーコードを店員さんに読み取って貰う必要はなくなります。

LAWSON

またApple Pay(Suica、iD、QUICPay)で支払う場合は決済時に読み取り端末にiPhoneやApple Watchをかざすだけでポイント付与まで一括で処理してくれます。手間が減る分、ポイントも貯めやすくなるのは間違いありません。現時点でこの方法でPontaポイントが貯められるのはローソンだけですが、設備の更新が進めば他のPontaポイントが貯まる場所でも使えるようになるかもしれません。

iPhone、Apple Watchが便利に

今回のローソンの取り組みはiOS 12の機能を使ったもので、同様にiPhoneやApple WatchのNFCを使うサービスは他社にも可能です。他の共通ポイントサービスだけでなく、フィットネスジムなどの会員証企業の社員証学校の学生証などへの応用に期待できます。

jcb

Apple Payが発表されたイベントで、NFCの応用例として決済だけでなくホテルの鍵としても使えるようになると紹介されていたのですが、ようやくそれが現実のものになりそうです。既にアメリカでは大学の学生証をiPhoneやApple Wathに取り込むサービスも始まっており、内蔵NFCの解放はiPhoneやApple Watchを飛躍的に便利にする可能性を秘めていそうです。

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