スターバックスは来年後半にもLINE Pay対応 Apple Payを使いたかったなぁ

11月8日、スターバックスの日本市場での展開について大きな発表がありました。スターバックス・コーポレーションの発表によれば2019年上半期からLINEとの包括提携によるサービスとして、LINEを通じたソーシャルギフトを提供し、さらに同年後半には店頭での支払いがLINE Payに対応するとしています。

starbucks

LINE Payで支払い

日本のスターバックスは現在、独自のプリペイド型の支払い方式を採用しています。独自といっても事前にクレジットカードなどでスターバックスカードに入金しておき、それをスタバ商品購入時に順次使っていくごく一般的なプリペイド方式です。しかしこれではカード残高はスターバックスでしか使えず、ポイントも他の店舗と共通化できないなど利用者にとっては多少不便のある制度になっています。

これがLINEとの提携で大きく変わるはずです。LINE Payは多くの場所で利用でき、チャージした残高は個人間送金することも、そのまま現金で引き出すこともできます。これまでのスターバックス独自のプリペイド方式よりも柔軟性の高いシステムに移行することで利用者の利便性は大いに向上するでしょう。

Apple Payを使いたかった

iOS 12からiPhoneやApple WatchのWalletアプリにポイントカードが収納できるようになり、ポイントを貯める、使うがApple Payと連携して行えるようになっています。この方式をスターバックスカードが応用すれば、Walletアプリ内のにあるカードのチャージ残高を店頭のNFC読み取り端末(現在も使われています)から引き出して使えるでしょう。

pasmo

いつかはスターバックスがこの方式に対応すると期待していただけに、LINEとの決済システムの統合という方針が発表されたのは少し残念です。来年から始まるLINE Payでのスマートな支払いに期待したいですが、やはり本音ではApple Pay(Walletアプリ)に対応してほしいところです。

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