iOS 13のサポート機種、iPhone SEやiPad mini 4も対象外になる可能性

iOS 12は古い機種にもインストールできただけでなく、インストールすることで作動が軽くなるなど、これまでのiOSの更新とは毛色の違う更新になりました。しかしこの方針がiOS 13から変わるかもしれません。ネットメディア「The Verifier」が伝えたところによると、iPhone 6s、iPad mini 4、iPad Air 2以前の機種iOS 13のサポート対象から外れるとしています。

疑問視するメディアも

イスラエルのメディア「The Verifier」によると、今年の6月(WWDC)で詳細が発表されるiOS 13は多くの機種がサポート対象から外れるとのことです。どうメディアによるとサポートから外れるのはiPhone5s、iPhone 6/6 Plus、iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE、iPad mini 2/3/4、iPad Air/Air 2、iPod touch(第6世代)となっています。

iOS 12でサポートが延長された機種に加えて、さらに多くの機種がiOS 13でサポートが外れるようです。しかし同メディアはiPad mini 4とiPhone SEについてサポート対象外になるかどうかについて確信は持っていないようです。多くの機種がサポートから外れるのは確かかもしれませんが、Appleがどの機種までサポートするかはまだ不明な点が多そうです。

さらに「The Verifier」の報じた情報に対して、アメリカのネットメディアは懐疑的な論調で記事を公開しており、今回の「The Verifier」による記事はサポート対象機種に関する決定的な情報ではないと考えられます。

iPhone SEは現役モデル

Appleは先日から、アメリカで認定整備済み製品としてiPhone SEの新品を販売しています。あと9カ月足らずでOSのサポートが外れる機種を今更新品として販売するかは疑問です。ただただでさえ安いiPhone SEの販売価格からさらに100〜150ドルも値引きされており、サポート期間の短さを含めた価格設定だった可能性はあります。

ちなみに認定整備済み製品として販売されたiPhone SEはすぐに売り切れるほどの人気です。これほど人気のあるiPhone SEをサポートから外すとすれば、それまでに次期モデルの発表・発売も必要なのではないでしょうか。