また勝ち目のない課金(Apple Developer Program)をしてしまった…

AppleのDeveloper Programを更新しました。年額11,800円(税別)で決して安い金額ではないのに今年も更新です。Appleがアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアで提供しているNewsアプリ向けに記事を配信して、そこから広告収入を受けるためにはDeveloper Programへの加入が必要なので課金しました。しかしこの金額を1年で取り返すことも難しそうで、単に興味本位の課金になってしまいました。

Newsアプリの広告収入は微妙

AppleはiOS 9からNewsアプリを地域限定(アメリカ、イギリス、オーストラリア)で提供してきました。iOS 12.2からはカナダでも使えるようになったのですが、このNewsアプリ向けに一般のブロガーも記事を配信することは可能です。記事を配信すれば自動で挿入される広告の表示回数に応じて広告収入を得ることもできます。これまでの経験で言えば、Newsアプリで自分の記事が1,000回ほど閲覧されれば、それだけで30円程度の収益となるのですが、これはかなり効率の悪い広告収入ではあります。

投稿する記事は英語で書く必要があり、その手間を考えるとAppleのNewsアプリに記事を配信することはあまり効率のいい作業ではありません。それでもAppleのNewsアプリはNews+サービスの開始でさらにアクティブユーザー数を増やしそうなので、これからの発展を体感したいという意味でもNewsアプリ向けの記事を投稿しています。この記事投稿からDeveloper Programの年間登録費用を賄えればいいのですが、なかなかそうはいきません。

アクティブユーザーの増加に期待

iOS 12.2でAppleのNewsアプリは新たな段階に突入しました。AppleはNews+としてアプリ内でこれまで広告つきで無料で閲覧できる記事に加えて、毎月の課金で質の高い記事が読み放題になるサービスを提供しています。これによりNewsアプリのアクティブユーザー数が増える可能性はありそうです。そうなれば広告付きの無料記事を読むユーザーも増えそうで、小規模メディアでも効率よく収益を上げられる可能性が拡大したのかもしれません。。

AppleのNewsアプリ

これからも定期的にNewsアプリに記事を投稿して、1記事あたりの収益がどう変わっていくかを観察してみたいと思います。もちろん目標はDeveloper Programの年会費をその広告費から支払うことなのですが、まだまだそこには届きそうにありません。