5月からアメリカ、カナダで販売され、6月には日本でも発売となるPowerbeats Proの耐水テストの結果が出てきました。耐水性能が「IPX4」とされるPowerbeats Proが実際の使用例でどこまで水に強いのか興味深いところですが、テストの結果はなかなか良好のようです。
日常の水濡れは問題なし
ネットメディアMacRumorsがPowerbeats Proの実機で以下のテストを行いました。
テスト1 – 濡れたキッチンのシンクに落とす
テスト2 – 数分間シャワーに入れて、大雨をに濡れる環境を再現
テスト3 – 水洗トイレに落として水没させる
テスト4 – 水を入れたボウルに1分間浸す
テスト5 – 水を入れたボウルに5分間浸す
テスト6 – 水を入れたボウルに20分間浸す
テストの結果、どのテストでもPowerbeats Proは問題なく作動したと同メディアは報告しています。IPX4ではここまでの耐水性を保証していませんが、実際のPowerbeats Proは耐水性能がかなり高められており、日常生活やスポーツ中の浸水、水濡れの大半に耐えられることがわかります。
これだけの耐水性能があれば運動中に汗や雨でPowerbeats Proが濡れたことで故障するというのは考えにくいでしょう。とはいえ、長期間使用を続けていると耐水性が劣化してくることも考えられ、できるだけ長時間浸水するような状況は避けるべきなのは確かでしょう。
先行販売国では品薄
耐水性能がアップし、音質もAirPodsに比べて良いとされるPowerbeats Proは現在アメリカ、カナダで販売されています。5月上旬の予約開始直後に初回出荷分の在庫がなくなり、品薄状態が続いています。そのためApple Online Storeで今注文しても、配送されるのは6月中旬から下旬と案内され、3-4週間待ちの状態となっています。
日本での発売を6月に控え、その頃には生産体制がある程度は整うと考えられますが、それでも発売から一定期間は品薄が続くと考えられます。また夏にはカラーバリエーションが増えると案内されており、さらに生産体制が整うはずです。ただ日本での予約開始・発売時、Powerbeats Proはかなり人気になると考えられ、出遅れれば入荷まで1カ月ほど待つ可能性もありそうです。Powerbeats Proの供給が安定するのは次期iPhoneの発売頃ではないかと予想します。