AppleがMacBook Proの16インチモデルを9月にも発売するとの憶測が出回っています。16インチモデルはデザインが一新され、おそらくサイズは15インチのMacBook Proと変わらず、ベゼルを狭くすることで16インチを実現するのではないかと予想されています。
ディスプレイ解像度は3072×1920
現行MacBook Proの15インチモデル(実寸は15.4インチ)のディスプレイ解像度は2880×1800であり、そこからわずかに大きくなる16インチモデルの解像度は3072×1920となると報じられています。液晶の精細さに変更はなさそうで、現行モデルに比べディスプレイが少し大きくなるという感じではないでしょうか。その少し大きくなる部分はベゼルを狭くすることで得られるスペースを利用すると予想されており、16インチMacBook Proはスッキリしたデザインになると考えられています。
1インチ未満のディスプレイサイズの拡大でもノートブックの印象は大きく変わります。さらにベゼルが狭くなり、アナリストの予想通り全く新しいデザインが採用されるとすればMacBook Proはフルモデルチェンジと言っていい程のバージョンアップになるのではないでしょうか。2016年に発売されたMacBook ProのTouch Bar搭載以来の大きな変化になりそうです。
Touch Barはどうなる?
2016年11月に発売されたMacBook Proには「世紀の発明」と宣伝されたTouch Barが搭載されました。しかし現在、このTouch BarがMacBook Proにとって必要不可欠という存在になっているかといえば、必ずしもそうは言い切れないでしょう。今でも13インチモデルではTouch Bar非搭載モデルも併売されており、またMacBookやMacBook AirにはTouch Barは搭載されていません。
このTouch Barが16インチMacBook Proに引き続き採用されるのか、少し気になるところです。採用されればAppleは長期的な視点でTouch Barを育てていこうとまだ考えていることになりそうですが、もしかしたら次モデルで廃止されるんじゃないか?という気もしないではありません。どうなるのでしょうか。気になるところです。