流れるようなドラクエのプロモーション

最近話題のドラクエですが、iPhone, iPad, Android端末向けに突然ポータルアプリの配信が発表され、そこで初代ドラクエを無料で配信したことで大きな話題になりました。当初100万ダウンロードまでドラクエが無料という話だったのですが、好評のため12月10日まで無料配信が続くようです。またポータブルアプリの配信数は300万を超えたと発表されました。

そして今日、さっそくポータルアプリに「ドラクエⅧ」の配信情報が配布されました。アプリをダウンロードした300万人に情報が直接配信されたことで、販売につながる可能性は通常の告知よりも高くなったと思われます。配信開始は12月12日、価格は2,800円とのことです。なかなか強気の価格設定ですが、PS2時代のソフトが9,240円からみれば相当安く、その後の復刻版(ウルティメイトヒッツ)の2,940円とほぼ同水準の価格です。

通知センターに表示された告知

この「ドラクエ」の一連のプロモーションの流れは計算されたものと感じます。

突然の発表で話題を作って、無料配信で一気にアプリのダウンロード数を稼ぐ。無料の初代ドラクエを週末に楽しんだ後のタイミングで有料アプリの配信情報を配布して販売へと繋げる。そんな流れを意図したように見えます。また、ポータルアプリのダウンロード数からおおよその販売本数も見当がつきそうで、有料版の売上の見込みなんかも立てやすくなっているのではないでしょうか。

ドラクエが成功すれば、今後のアプリ配信、アプリプロモーションの一つの形になるかもしれません。まあ、僕は2,800円でダウンロードするかどうか、、、きっとしないです。

SQUARE ENIX INC
(App Storeへのリンク、無料)

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