ドコモはiPhone 5s/5c発売以来、各種調査でLTE速度の劣勢が伝えられています。しかしこの劣勢はおそらく急速に改善していくとも予想されています。ドコモ側も現状の速度面での劣勢を認識しているのか、半年後の速度別エリアを公開しています。
そしてこの半年後の速度別のエリアマップが魅力的です。特に首都圏での拡充が顕著で下り最大150Mbps(iPhone 5s/5cでは100Mbps)になるエリアが非常に広くなっています(エリアマップ)。
まだら模様ではありますが、エリア全体の1/3〜1/2くが150Mbpsエリアになる予定です。現状ではオーバースペックともいえる速度がこれだけのエリアで体験できることになります。僕の行動範囲も大半が150Mbpsエリアとなっていることが確認でき、このエリアで超快適なLTEが可能なら、次のiPhone買い替えのときはもしかしたらMNPでドコモに移るかもしれません(iPad miniの契約も加わりそうでハードルは高そうですが…)。
KDDIも150Mbps化を進めているのですが、当面は郊外部分を中心に進めていくようです。またソフトバンクの112.5Mbpsエリアもサービスが始まったものの拡大スピードはそれほど速くはなさそうです。半年後、一年後、どのキャリアがLTE競争で先頭を走っているか、予想するのはかなり難しい状況です。