「iPhone SE 2」 → 「iPhone 9」は自然な流れ

2020年春にも発売されると噂されているiPhoneの低価格モデルは「iPhone 9」となるのではないかとMacお宝鑑定団Blogが伝えています。iPhone SE 2はiPhone 8のデザインを引き継ぎ、一部性能を向上したモデルとされていただけに、この名称は妥当な気がします。

iOSのサポート問題

iPhone SEは大画面化が進み、同時に高価格になったiPhoneが発展途上国市場で競争力を失いつつある状況で発売されました。しかしその人気は発展途上国だけでなく世界中に広がり、日本でも長く安定的に売れる機種となりました。

ただすでに性能は現行モデルに比べるとかなり見劣りするものになっており、最新のiOSをインストールできなくなるのも時間の問題と考えられています。iOS 13はまだiPhone SEにインストールできるのですが、おそらく次のiOS 14はサポートから外れる可能性が高そうです。

この最新iOSのサポート終了を前にiPhone SEの後継機種が発売されるのは十分にあり得る話です。

5万円台で販売?

噂されるiPhone SEの後継機種はiPhone 8のデザインを踏襲し、3D Touch機能を省略し、内部の性能を向上させたものと噂されています。名称はiPhone 9となる可能性が報じられ、価格は現在のiPhone 8の販売価格と同水準、もしくは少し低価格帯(5万円台)が想定されています。

iPhone SEの発売当初の価格もこの程度であったことからこの水準での販売は非常に現実的といえるでしょう。またiPhone SEが成功したように、iPhone 9も高性能・高機能でなくてもいいので安いiPhoneが欲しいという需要に支えられて成功する可能性が高いと考えられます。