現実味を帯びてきた「WWDC 2020の中止」

Appleは毎年6月上旬に世界中の開発者をサンフランシスコに集めて大規模なイベント(WWDC:世界開発者会議)を開催してきました。今年も当然開催されると思っていたのですが、ここにきて新型コロナウィルスによる感染拡大が世界的な問題になり、開催を危ぶむ声が大きくなってきています。

WWDC

Googleは中止

AppleWWDCの開催中止を具体的に検討しているかどうかは現時点では不明です。しかし5月にGoogleが開催予定の開発者会議(Google I/O 2020)やFacebookが予定しているイベントは中止が決定されました。Appleも中止を決断する必要に迫られている可能性はあります。毎年、WWDCの開催告知が3月中旬にあり、参加申し込みが同時に始まるスケジュールになっており、それまでにはなんらかの発表があると考えられます。

WWDC アプリ

WWDCは一般ユーザーにとってはiOSやmacOSなどの次期バージョンが発表されるイベントとして注目されていますが、開発者にとっては新機能の可能性実装方法具体事例などをAppleの担当者から直接聞くことのできる場でもあります。また開発者同士の交流の場でもあり、Appleにとっても開発者にとっても重要なイベントとなっています。このイベントが中止になるインパクトは非常に大きいと予想され、Appleがどのような決断をするかに注目が集まっています。

中止になっても

ただWWDCの多くの部分はオンラインでも代替可能ではないかと考えられています。特に基調講演については既にインターネットで世界中に同時配信されており、これまでのような形式に捉われる必要はなさそうです。一方で小さなセッションでの発表も動画などで配信されるようになっており、オンライン開催となっても最低限の情報発信は可能になっていると考えられます。

wwdc

しかし開発者とAppleがわとの双方向でのコミュニケーションや参加者同士の一期一会のような出会いも重要であり、仮にWWDCが中止となりオンライン開催となった場合、この重要な部分をAppleがどうオンライン上で実現するかにも注目したいところです。Appleの取り組みがうまくいけば、来年以降のWWDCの形は大きく変わっていくかもしれません。

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