Appleが先日発表したiPad Pro(11インチ、12.9インチ)用のカバー兼キーボード「Magic Keyboard」が注文したユーザーの元に届き始めています。かなり使いやすく便利そうなことは予想されていたのですが、実際に手にとった多くの人は「重い」と感じたようです。
キーボード、カバー、トラックバッド
ユーザーの元に到着し始めたMagic KeyboardはiPad Proの画面、背面を保護するカバーであると同時にトラックパッド付きのキーボードとして使えます。また画面の角度をある程度の範囲で調整でき、またMagic KeyboardにあるUSB-CポートからiPad Proに充電できるようにもなっています。結果として少し複雑な構造となり、重くなったのは必然なのかもしれません。
iPad Pro、Magic Keyboardが届いたー。確かに重い。 pic.twitter.com/zNTZb7Jkq3
— 石川 温 (@iskw226) April 20, 2020
Magic Keyboard届いたぞ。
トラックパッド想像以上に使いやすい。キーボード打ちやすい。チルトめちゃめちゃ良い。
難点: 重い pic.twitter.com/1XR9wbQF5j
— Go Ando / THE GUILD (at🏡) (@goando) April 20, 2020
わあいmagic keyboardとどいt……ウッソだろお前 pic.twitter.com/EEgHYP24Hp
— マクー (@yonasawa) April 20, 2020
とはいえiPad Proのカバー、キーボード、トラックパッドが一体化したMagic Keyboardの利便性は高そうで、重いことで大きく評価が下がるほどではないと考えます。ただiPadの軽さと機動力を重視して使ってきたユーザーにとってはMagic Keyboardの重さは気になるのではないでしょうか。
iPad Proの用途変化
iPadは屋内外を問わず、片手で持って片手で操作し、どこでも高画質のコンテンツやアプリを楽しめるタブレットとして一定の支持を集めています。そのためにiPadは軽さや扱いやすさを追求してきた過去があり、iPad 2やiPad mini、iPad Airはその流れで登場したモデルともいえます。
しかしiPad Proには軽さがそれほど求められていないのかもしれません。Magic Keyboardを使って机上に設置し、キーボードやトラックパッド、Apple Pencilを使って今までノートブックPCでやっていたような作業をこなす。AppleはiPad Proをそのように位置付けているようで、このコンセプトがMagic Keyboardの重さの許容に繋がった気がします。