Appleはこの秋、iOS 14やwatchOS 7などの新しいOSを各デバイス向けにリリースすると予告しています。詳細なリリース時期は例年と少し異なるスケジュールになるためはっきりしませんが、それぞれ期待される機能は多くあることがわかっています。
ショートカットアプリを実行
iOS 12からiPhoneやiPad、そして同時にMacに搭載されたショートカットアプリですが、Apple Watchでは使えませんでした。Apple Watchの処理能力が低かったことも原因かと思われますが、watchOS 7からApple Watchでも使えるようになると予告されています。
Apple Watchからショートカットが実行できるようになると、「定型分のメッセージを送信する」「現在地から既定の場所までの道案内を開始する」「指定しておいたプレイリストを再生する」「音声入力でテキストをメモに記録する」などのアクションがワンタップで可能になります。
これらショートカットはApple Watchが処理できる範囲でiPhoneと接続されていない状態でも実行できると説明されます。Apple Watchを単独で使うことも増えてきたので、ショートカットが単独利用に対応するのは可能性の広がりを感じます。
NFCタグ読み取りに期待
iOS 13からショートカットの実行トリガーとしてFNCタグへのタップが使えるようになりました。これでいちいちショートカットのアイコンをタップしなくてもNFCタグにiPhoneをかざすだけでカスタマイズしたオートメーションを実行できるようになっています。
これがApple Watchでも使えるようになればと期待しています。iPhoneをポケットから出さなくてもショートカットを起動してオートメーションを実行できるのはかなり便利でしょう。またApple Watchのショートカットアプリは単独利用にも対応しているので、単独利用時にもワンタップで様々な操作が可能になるのは本当に魅力的です。
ぜひApple Watch(おそらく最新機種のみ対応となりそうですが)でもNFCタグへのタップをショートカットの実行トリガーにできるようにしてもらいたいです。