日本で買えるHomeKit対応製品はまだまだ数が少ないですが、HomeKit対応のスマートコンセントが日本でも買えるようになり、様々な製品がiPhoneのホームアプリから操作できるようになりました。
定期的な換気
これから冬になり寒さの厳しい北海道では窓の開けて空気を取り入れる回数が減ります。しかし灯油ストーブを屋内で使うため、定期的な換気は必要です。そのため時間を決めて一定時間換気扇を回せるようになれば便利です。ただHomeKit対応の換気扇はないので、換気扇をスマートコンセントに繋いで定期的に換気扇を回すオートメーションを構築します。
接続するスマートコンセントは通常のテーブルタップに比べれると少し高いですが、ホームオートメーションで便利さを追求する上で欠かせない製品です。HomeKit対応のスマートコンセントはまだ少ないですが、技術基準適合証明を取得している安いHomeKit対応スマートプラグも一応出てきています(レビュー等を参考に慎重に購入されることをお勧めします)。
今回は以前から持っていたスマートコンセントを使い、換気扇はパナソニックの最もベーシックなパイプファン(Amazonで3,000円程度で販売されています)をHomeKit対応させました。ファンに取り付けられている電源コードが短いので延長コードなどで対応する必要があるのですが、スマートコンセントと換気扇の能力が発揮できる形状の通気口さえあれば1時間もあればDIYでHomeKit対応換気扇が完成します。
オートメーション
HomeKit対応換気扇が完成すればホームアプリのオートメーションタブから「ある時刻で換気扇をON」、「ある時刻にOFF」というオートメーションいくつか作ればOKです。時間だけでなくHomeKit対応の環境センサーと連動させることもできるでしょう。
まだまだHomeKit対応の換気扇を使うのには乗り越えなければいけないハードル(スマートコンセントの価格、設置場所、設置作業)が多いのは事実です。しかし換気の重要性が再認識されていることもあり、換気扇をHomeKitに対応させ、iPhoneなどから簡単に操作できるようにするだけでなく、ON/OFFをオートメーション化することには大きな意味があると思います。