Look Around対応地域拡大 全国展開に期待を持たせる更新

AppleのMapアプリは徐々に機能を向上させていますが、今年の夏から日本で使えるようになったLook Around(Googleのストリートビューに似た機能)の対応地域が増えています。

広島、福岡、高松

今回、Look Aroundの対応地域として追加されたのは広島市、福岡市、高松市の一部です。それぞれ中心市街地は隈なく情報が収集されており、郊外エリアも主要幹線道路の一部が対応するなど、対応地域での情報掲載量はストリートビューのように使える水準になっています。

今回追加された都市はそれぞれ地域(九州、中国、四国地方)の主要都市であり、観光客も多く訪れる都市です。これまで対応していた東京(周辺)、大阪、名古屋(周辺)、神戸、京都、奈良など大都市、大観光都市という流れが引き継がれています

全国展開に期待

ただ高松市について言えば、地域の主要都市であるのには変わりないのですが、他の都市と比べて規模は少し小さくなっています。私はここにLook Aroundの広がりへの希望があると思っています。2020年時点でAppleの情報収集は着実に行われているものの、全国規模で一気に進められている状況にはありません

しかし今回、高松市がLook Aroundに対応したことで、各都道府県の県庁所在地規模の都市なら将来的に対応するのではないかと期待が持てます。現在、金沢仙台でも情報収集が行われていると告知されているのですが、これらに加えてさらに多くの都市でLook Aroundが使えるようになると期待したいと思います。