注文していたAirTagがようやく到着しました。刻印ありだったので上海からの発送だったので、発売日入手とはいきませんでしたが、製品の性質上それほど急ぐ必要もないかと思いゆっくり待ちました。
周囲のiOSデバイスの寡多
Appleが製造、販売するAirTagは当然ながらiPhoneやiPadでの利用が前提となっています。またAirTag自身の使い勝手(位置精度)もAirTagの周囲にあるiOS/iPadOSデバイスの数によって変わってきそうな印象です。
AirTagは近くにあるiOSデバイスを経由して探すアプリに位置情報を送信します。AirTagは大体20分おきにBluetooth信号を送信しているようで、その時に周囲にiPhoneやiPadがあれば、その位置情報を利用して最新の場所として探すアプリに表示されます。要するに周囲にあるiPhoneやiPadの数が多ければ多いほど位置情報が更新されやすくなる計算です。
鍵にはピッタリ
私はAirTagを2つ購入し、車の鍵と財布に使ってみることにしました。鍵用にホルダーを買ってつけたのですが、belkinの一番安いホルダーでもピッタリと付きます。特に飾るような鍵でもないので、このくらい味気ないキーホルダーの方がいいのかもしれません。鍵の置き場所を定められない性格なので、tileと同様にこれから多用することになるでしょう。
一方、財布に取り付けたAirTagには少し不満があります。まず財布のどこにAirTagをつけるかですが、小銭入れだと小銭を出す時に邪魔だし、カードホルダーだと分厚いAirTagの収まりが悪いです。今はなんとか分厚さを我慢して財布に入れていますが、AirTagがスッキリ収まる財布(もしくは薄型のAirTag)が欲しいところです。
Apple Watchから使いたい
AirTagはiPhone、iPad、Macの探すアプリで位置が確認でき、またそれぞれのSiriから音を鳴らすこともできます。しかしApple Watchの探すアプリやSiriからは位置の表示やサウンドの再生ができません。手首からすぐにキーホルダーの音が鳴らせれば、便利なのは間違いありません。ぜひ、近いうちに対応してもらいたいと思います。
またショートカットアプリにも対応して、ホーム画面や盤面のアイコンをワンタップするだけでAirTagの音を鳴らせるようにもしてもらいたいです。今は探すアプリを開いて、アイテムを選択して、サウンドを再生と3ステップが必要ですが、これをもう少しシンプルにしたいところです。
AirTagはAppleが作った紛失防止タグなので、iPhoneやiPadと相性の非常にいい製品で使いやすいのは確かです。しかしこれからの改善に期待したい部分もあります。