Googleが音楽ストリーミング配信サービス「Google Play Music All Access（WIREDによる説明記事）」を米国で開始しました。おそらくこれから世界中に広がっていくのでしょう。もちろん今後、日本にも導入されると思われます。一方のAppleも音楽ストリーミング配信サービス開始に向けて交渉を進めていると報じられています。
現在、音楽配信（ダウンロード販売）ではiTunesを核としてAppleは圧倒的な地位を獲得しています。しかし時代はストリーミング配信時代に突入しようとしています。Googleが一足先にストリーミング配信を開始しして先行者利得を狙っています。
Appleはまたしても遅れをとるのでしょうか。iBookstoreではKindle Storeに遅れてしまい、Appleが電子書籍市場で主導権を取るには至っていません。これと同じ構図が音楽ストリーミング配信でも起こるのでしょうか。Googleがより多くの国でサービスを開始しし、一方でAppleが交渉に手間取ってしまうなら、もしかして音楽市場でも地位の逆転があるかもしれません。
もし音楽分野でAppleの地位が相対的に低下すればiOSディバイスの競争力も弱くなっていく可能せいもあります。ここ数ヶ月の音楽サービスの動向は、iOSとAndroidの競争に置いても非常に重要なものになりそうです。
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| Googleの音楽サービスは日本ではまだ利用できません |